1949-04-19 第5回国会 衆議院 本会議 第19号
安本に関係各省担当官吏をもつて援助資金運用協議会をつくる。但しこれは諮問であつて、責任は安本にあり、閣議にかけて決定する。民間意見については特別の機関を設けず、復興計画委員会を勝つようしたい。第四は、日銀との関係については、大藏省の責任において、日銀は事務を取扱わせるのである。日銀の政策委員会は対日援助資金とは直接関係はない。以上がその答弁の大体の内容であります。
安本に関係各省担当官吏をもつて援助資金運用協議会をつくる。但しこれは諮問であつて、責任は安本にあり、閣議にかけて決定する。民間意見については特別の機関を設けず、復興計画委員会を勝つようしたい。第四は、日銀との関係については、大藏省の責任において、日銀は事務を取扱わせるのである。日銀の政策委員会は対日援助資金とは直接関係はない。以上がその答弁の大体の内容であります。
それから第二といたしましては、特にこの米國対日援助見返資金特別会計法案は本委員会の所管ではございませんが、この見返り資金の運用計画は、経済安定本部が総合資金計画の一環としてこれを定めることになつており、さらに経済安定本部は運用計画の策定にあたつて、安本に援助資金運用協議会というようなものを設けらるるということが、四月十一日の新聞にあつたように思うのですが、安本の財政金融局で発表されておられます。
これの使途につきましては、経済安定本部におきまして、援助資金運用協議会とでも申しまするものをつくりまして、そこでこの使途にいろいろ檢討を加えまして、関係方面に差出し、いろいろ関係方面の指示を受けまして、ここで初めてこの用途が決定することに相なる次第でございます。
それから安本がこの運用計画をつくるにあたりましては、もちろん資金の管理者であります大藏省と密接な連絡を保つのでありますが、運用計画をつくるにあたりまして、安本の中に関係各省の担当官をもつて、援助資金運用協議会というものをつくつたらいかがか、というふうに考えておるわけであります。
それから安定本部に付置せられます援助資金運用協議会、これは事実上の各省の集まり、連絡会というふうなことに相なると思います。